なにがなんでも合格行政書士過去問〈3〉行政法・地方自治法

なにがなんでも合格行政書士過去問〈3〉行政法・地方自治法

 なにがなんでも合格行政書士過去問〈3〉行政法・地方自治法
 出版社:早稲田経営出版
 発売日:2006-03
 レビュー評価の平均:(4.5)

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レビュー評価:(5)
過去問を制するもの、試験を制す。
それにしても、この問題集は収録問題が多い。
収録数が20年分近くある過去問題集は他に例がない!
ただ、試験実施機関が数年前から変更され出題傾向が変わったので、変更以前の問題がどの程度意味があるかは不明。
内容自体はよくまとまっていて理解しやすかった。

レビュー評価:(5)
同じシリーズの行政法の基本書を買って後悔したのに対し、この過去問はとても使いやすい。
科目別になっているのはもちろん、年度別の牽引もでき、直近の過去問だけ回したい方にも向いている。さらに1問1問ごとにポイント整理が記載されており、基本書でゴチャゴチャになった頭の中をキレイに整理してくれるのが受験者にとって頼もしい限りである。
こういった気配りができるのも実績ある予備校ならではの強みだと思う。


レビュー評価:(4)
この問題集は、行政法と地方自治法について、昭和62年から平成17年までの本試験過去問を体系的に分類し並べ替えた過去問集である。
本書の最大の特徴は過去19年分の本試験問題を全て掲載している所だろう。他の出版社の問題集は過去10年間、又は過去5年間と本書と比較すると収録数が少ない。
より多くの過去問をこなしたいと思う人には、本書が適していると思う。

本書に掲載されている問題数は行政法は択一式が155問(内わけは行政法総論59問、情報公開法4問、行政手続法24問、行政不服審査法30問、
行政事件訴訟法20問、国家賠償法14問、損失補償4問)、記述式が11問で、地方自治法は択一式が43問で記述式は3問である。
いずれも最新の法令に合わせ、問題文の一部改題、解説の訂正が施してある。

去年版(2005年度)とは構成に幾つか変更された箇所がある。
1.去年版は問題が左ページで、解説は右ページであったが、本年度版は問題は右ページに、解説は次ページの左ページに置かれている。要は答えを隠したりする必要が無くなった。
2.去年版の解説は上段にポイント整理、その下に各問の解説が置かれていたが、本年度版は上段から解説、その下にポイント整理という構成になった。
まあ、いずれも今年からこの本で勉強する人には関係ありませんが。

7ページに参考文献が載っていますが、「行政法1.2.3」塩野宏著、「行政法要論」原田尚彦著、「行政法概説1」宇賀克也著などが載っています。
解説やポイント整理は上記の教授、先生達の著書を基に書かれているようです。

より多くの本試験問題をこなしたい人は、本問題集が最適だと思います。

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